魔女の絶対条件

 朝出勤した。道は凍っていて、「バス乗降口」と白線で地面に書かれたところで、転びそうになった。耐えた。

 

 今日は少し早く家を出ないといけなかったので、少し早く起床した。無事起床。うれしい。

 

 ウルフカットにしたので毎日髪を巻かなくてはいけないんだけど、全然上手く巻けない。朝時間ない中で3分で巻こうとするからいけないんだと思う。コツを掴んでいる上手い人が手早くなったから数分でできてるだけで、上手くなるまで時間かけて練習せんなんのやろね……。朝時間ない本当に。

 

 最近は夜寝る前に翌日の天気を調べて、翌日着る服をすべて準備してから寝るようにしている。それだと朝ぼんやりした頭で、センスを捻り出そうとしてイライラしなくてすむので、楽である。

 

 出勤してすぐ、頑張って労働したので今は自習時間である。勤務時間中にTwitterを触り日記を書く。でも私はあんまりサボりが好きじゃなくて、頑張らない自分が悪いものになっていくような感覚がある。今は日記書いてるけど。試験的にね?

 

 前の会社を辞めると決めた後、何もかも嫌になって仕事を手抜きして勤務時間中にTwitterしたり Instagramみたり化粧したり小説を書いたりしていたけど、何も楽しくなかった。いまから思えば、自傷行為の一種だった気さえする。職場の人間たちに愛想を尽かして、単調な作業にも倦いて、この会社の益になることは何もしたくなくて、それでも頑張らない自分が嫌だった。自分が嫌いな人間にすすんでなることは自傷行為なのね。傷つけたってもっと嫌いになるだけ。

 

 やりたいことをやらないのも、やりたいことができる場所に行かないのも、自分を傷つけるのね、そうしてゆるやかに自分のことを嫌いになって、ゾンビのようになっていくんだ。

 

 暇な時ってどうして時間がゆっくりすすむんだろ。自分が自分を好きな時の時間は早く進むのに、自分が自分を嫌いな時の時間は早くすすむ。

 

 ここ最近毎日日記を書いているのは、まじで時間がないから。帰宅して雑事をこなしたりご飯食べて風呂入って身支度を整えて、軽く勉強して、運動ストレッチして(時折ぼんやりしながらTwitterなどをして)いると、もう寝る時間になる。睡眠時間7時間を切ると死ぬ人種やしね。

 本とか漫画とか読んだりドラマやYouTubeを見たりする元気もない。日記なら頑張らずにできるし、いつでも書き始められるしすぐ辞められる。小説ほど大変じゃないけど、何かを生産しているという気休めにはなるし。なにより文章を書くのが好き!こんな虚無みてぇな内容だとしても。

 

 

 バカなので「有名になったときのために(?)日記にフェイクを入れなさいよ」という気持ちと、「フェイクなて書かねーよバーーーカ」という気持ちがあります。ここはゴミ箱で宝箱だから。

 

この日記を読まれたい好かれたいと思い始めたらまじでオワリなので、これからも誰にも読まれないスタイルで行こう……

 

 常に有名になったらどうしようかな!?という悩みがあります。チュープリは撮ったことありません。なんか……死ぬ前には有名になるやろと思ってるんだよね!?なんか子供の頃から、私は私にしか果たせない使命があって、それを探しているという感覚があります。にんげん、守るべきいきもの……みたいな。長命のエルフかなにかに生まれたんですかね?!!(バカ…)

 

 尻が筋肉痛なんやけどなんでや。昨日の子守のせいや

 タートルネックを着た女が好きだが、首のまわりに布があるのが大嫌いなので着られない。

 

 日当たりのいいサンルームを持っているのが私の中で魔女の絶対条件なのですが、私も日当たりのいいサンルームにロッキングチェアを置いてゆらゆらしたい。

 

 母方の実家にロッキングチェアあったんだよね。おじいちゃんのものだったと思う。おじいちゃんは私が1歳の時に死んだ。木製の型を作る職人で、家の作業場で一人で仕事をしていた。手先の器用な、寡黙な人だったらしい。母方の祖父母はもう二人とも死んだので、その家は叔母のものになった。ロッキングチェアがあった部屋は叔母一家のプライベートスペースになったので、ロッキングチェアがどうなったかは知らない。捨てたのかもしれない。ともかく、私があのロッキングチェアを見ることはもうないだろう。

 

 出会う全ての人に有能だって、私の言葉は価値があるって思われたーい!と思ってるのをやめたーい!て思ってたんだけど、今日職場でがんばって話しかけた画家の人に「初めて会った時から、絶対あなたと話たら面白いと思ったんです」って言ったら「私もあなたに近しいものを感じていたの」って言われて超うれしかったので、わかる人だけにわかってもらえればいいかなって気持ちになってきました。

 

 今日のタイトルは『魔女の絶対条件』にしようと思うんやけど、これ読んだ人タイトル詐欺やんってなるよね?「魔女の絶対条件」の話はいずれゆっくりするので許してくれ。