2023年2月35日(おひさま曜日)

 

 日記のタイトル、タイプミスで35日にしてしまいました。今月は28日しかないので、カジュアルな気持ちで7日延長してみました。一月は往ぬる、二月は逃げる、三月は去るといいますが、もうだいぶ逃げられているので引き留めてみました。幻想ですね。

 

 人生はRPGと言った人が、「やりたいと強く願うことがあるとき、その道を反対する人が必ず出てくる。その人を倒して、ネクストステージにいける。だから、倒させてくれるその人に感謝しなきゃね」と言っていた。私もその考えが正しいと直感的に思う。

 

 私にもいるんですよ。ラスボスみたいな人が。両親が尊敬してる大学教授で、私が無職になったときにバイトを探してくれたり、地元の大手企業の重役を紹介してコネクションで入社させようとしてくれた人。その人は人生経験豊富で、博識で、社会的にも評価されてて、言っていることはお概ね正しい。話面白いし。ただし、私に「専門職について稼ぐか、結婚して旦那に養ってもらって子供を育てるか決めなさい。どちらにしても、子供は育てないとだめ」と言う。だから私も一時期真剣に看護学校の受験勉強をしていた。一生旦那の機嫌をとる人生は想像できなかったので。

 

 人生がRPGだとしたら、強烈な反対に遭って倒すべきラスボスが登場したってことは、逆説的にラスボスの意見に従わない方が行くべき道ってことだな?ラスボスが最近しきりに私に「あなたの歳で今更東京なんか住めないよ。一生田舎で暮らしなさい」とか激しく言ってくるけど、それは「私は余裕で東京で生活できるし、東京に言った方がいいってことだよな。それもありだね。今回東京行って、ここに住んでみるのもありだなと思っていた。

 

 ラスボス、最近私にうっすら執着みたいなのがあって嫌です。私ほど賢く無邪気でカワイイ若者はそうそういないので、欲がでるのは当たり前ですが。この人を倒して、振り捨てていかないといけないんだなぁ、と思うとめんどくさいです。でもやるしかないので。

 

 推しがお洋服屋さんを開店したので、お買い物してきました。最近巷ではベージュに黒い紐の立体マスクが流行っているようですね。私は普通の白いマスクしか持っていなかったので、ルミネのプラザで慌てて買って、推しに会いに行きました。この立体マスクすごいですね。顔が小さく見える。顔映りもいい。私はいまだに、去年流行っていたヴィクトリアンシークレットのピンクの立体マスクを使い切れていません。コロナが始まって三年も経つと、マスクにも流行り廃りがあるんですね。当たり前か。

 

 推しは相変わらずとっても素敵でした。推しにお洋服を選んでもらい、推しにお金を落とすことができる。なんて幸せなの……。早く着たいです。私だいぶ服にハマってきたかも知れません……。推しのセンスが最高だということを伝導するだけのただのマネキンです。推しに選んでもらった古着のリーバイスジーンズが、あまりにも肌に吸い付いてびっくりしました。ウエストも丈もぴったり。凄すぎる。

 

 東京に住んだら、いつでも推しの店に行けるんだな……。春夏秋冬、推しの服を着たい……。そして新宿御苑をお散歩するんだぁ……。幸せな人生。

ポケットに拳銃を入れて

 

私はMcGREGORメンズのダウンを着ているんだけど(近所の紳士服屋でセールで買った)胸にある内ポケットが異様にデカい。まじでサイコー。レディースには胸ポケットないからね。乳がある人は内ポケット邪魔かもしれんけど、私はないので内ポケットあっても問題ない。今日持ってた鞄が小さかったので、折りたたみ傘を入れていた。ふと思ったんだけどさ、もし満員電車で痴漢にあって、胸をまさぐられたら、これ拳銃入ってると思われるんやない?形はちょっと違うけど、女の胸元に固い棒状のものが入ってるとビビるんじゃない?胸元に拳銃がある想像をして一人でウケていた。


私にとっての神様のライブを聴きに東京に来ている。やはり神は歌が上手い。絶唱ってこういうときに使うんだなと思った。声量がすごい。一番最後の曲で、アレンジで大サビを何度も繰り返してくれたとき、「あともう一回この声量浴びたら泣いちゃうな」と思ったんだよね。
そのとき、昔男友達が「男はAVを見るとき、最初は早送りで通して見て、一番イイところだけ巻き戻してそこで抜く」と言っていたのを思い出した。

私、神のライブで泣きたくて、大サビをでここで「泣くぞ!」って決めてるんだなあと思って。男のAV視聴と一緒じゃん。そのときスンッてなって涙は引っ込んだ……。

いやまぁライブ中に男友達の顔がよぎってムカつくんだけど、人生ってそういうもんかもなぁって……。

卒業式とか、結婚式とか、葬式とか、ここぞ!ってときを決めて、その人生のサビで泣きたいじゃん。
泣きたかったのに泣けなかったら辛いのかなぁって。

サビで感情を昂らせたい、泣きたいと思うのは悪いことじゃないよね。
サビとかじゃなくて、予期しない、なぜ流れるのか分からない涙もまた、貴重ですが。

ポケットに拳銃を入れて

 

私はMcGREGORメンズのダウンを着ているんだけど(近所の紳士服屋でセールで買った)胸にある内ポケットが異様にデカい。まじでサイコー。レディースには胸ポケットないからね。乳がある人は内ポケット邪魔かもしれんけど、私はないので内ポケットあっても問題ない。今日持ってた鞄が小さかったので、折りたたみ傘を入れていた。ふと思ったんだけどさ、もし満員電車で痴漢にあって、胸をまさぐられたら、これ拳銃入ってると思われるんやない?形はちょっと違うけど、女の胸元に固い棒状のものが入ってるとビビるんじゃない?胸元に拳銃がある想像をして一人でウケていた。


私にとっての神様のライブを聴きに東京に来ている。やはり神は歌が上手い。絶唱ってこういうときに使うんだなと思った。声量がすごい。一番最後の曲で、アレンジで大サビを何度も繰り返してくれたとき、「あともう一回この声量浴びたら泣いちゃうな」と思ったんだよね。
そのとき、昔男友達が「男はAVを見るとき、最初は早送りで通して見て、一番イイところだけ巻き戻してそこで抜く」と言っていたのを思い出した。

私、神のライブで泣きたくて、大サビをでここで「泣くぞ!」って決めてるんだなあと思って。男のAV視聴と一緒じゃん。そのときスンッてなって涙は引っ込んだ……。

いやまぁライブ中に男友達の顔がよぎってムカつくんだけど、人生ってそういうもんかもなぁって……。

卒業式とか、結婚式とか、葬式とか、ここぞ!ってときを決めて、その人生のサビで泣きたいじゃん。
泣きたかったのに泣けなかったら辛いのかなぁって。

サビで感情を昂らせたい、泣きたいと思うのは悪いことじゃないよね。
サビとかじゃなくて、予期しない、なぜ流れるのか分からない涙もまた、貴重ですが。

ネクスト・ステージ

「あなたの人生だから、好きに選んでいいんだよ」

 と49歳の画家のお姉さん(現在のバイト先の同僚)に言われる。

 

 親は安定した職について欲しいらしいんですよね、と人生相談をしていた。

 現状私はお金を稼いでいないので、ときどき猛烈に惨めになって、自分は夢を追いかけてばっかりのダメな人間なんじゃないか、と思う。という話を画家にした。そしたら画家は自分の若い頃の話をしてくれたんだけど、25歳のときまで、東京で猛烈に働いていたらしい。年収2000万とかもらっていたらしい。私の想像もつかない世界である。それから仕事をやめて、田舎に移住してアートの仕事を始めた最初の頃、年収が70万が3年続き、清貧な生活をしていたようなんだけど、あるとき「東京で働いていたときより幸せだな」と思ったって。それから、お金はあったほうが良いものだけど、メチャクチャに執着するものではないと気づいたんだって。その他、自分に必要な支援は、必要なときにやってくるんだって。だから、稼げない自分を卑下する必要はないって。

 

 私に「文章を書き続けなさい」と言う人と、「書くのなんて辞めなさい」という人が交互にやってくる。そのたびに私の心は揺れる。その話をすると、「そういうときは、世界から尋ねられてるんだよ。どっちにするの?って」と画家に言われた。それはそうだな。もう決めないといけないんだ。

 

 今の私の状況を話すと、「いつも大変な方を選んじゃうんだね。それはあなたの性だよ」と言われ、そっかあ、と思う。そうだといいな。

 

 以前、壺の人(これは私がつけた仮の渾名です。お世話になってる人です。地底で出会いました)に「そのまま直感にしたがって走り続けて。あなたの人生のゲームは2023年の3月末で一度ゲームクリアになって、そこからネクストステージが始まるから。それはあなただけのオリジナルステージだから、あなたがルールのステージだよ」と言われた。本当かよ、と思っているが、本当だろうなとも思っている。楽しみだね。

 

 画家にも言われたの。人生はRPGって。壺の人のことを画家に話たら、「その人は最先端の量子力学に詳しいんだね」と言われた。そうだったの?私はなんにもわかりませんが……。

 

 人生がRPGだとしたら、私のここ半年って常にイベントが発生してるんだよな。大きな選択の前に発生する、小さなイベント。村人と話して、領主と話して、みたいな。わかりやすいんだよ。決断、迫られてんだよ。わかりやすいヒントなんだよ。

 

 ずっと、世界に呼ばれたら文章家になるだろうし、世界に呼ばれなかったら文章家にならないまま死ぬだろうね、と思っている。文章って時代からの要請だから。求めている人がいれば売れるし、求めていない人ばかりだったら売れない。それだけのこと。壺の人は、「それだけわかりやすいイベントが次々起こってるんだから、それは時代の要請を受けているっていうことなんだよ」って言っていた。本当かよ。本当だといいね。

 

 早く世界に返事をしなくちゃね。私、やるよ。世界の要請に応じるよ。日和ったりしないで、親の言うこと聞いたりしないで、もう安全牌をとったりしないで、自分の人生でやりたいことやるよ。世界に尽くすよ。それが私の今世の仕事だから。だから私を早くメッセンジャーにして。

 

 壺の人は、世界の扉を叩いてと言っていた。そうじゃないとネクストステージに運んでいってもらえないから。今、扉叩けてる?このブログじゃだめ?もっと大きな声で言わないとだめ?どうしたらいい?早く教えて。私なんでもするよ。働くよ私。どこまでもいくよ。ねえ聞いてる?

 

 

 明日、石川智晶さまのライブで東京行くんだよなあ……。智晶さまのライブを聴いて、無事でいられるわけないじゃん。ほんっと、世界ってよくできてるよね。

 

 画家の人がおすすめしてた、岡田斗司夫が解説してた映画、なんて名前だっけ。人間は、広大なマップにおいて現在の一点しか読み込めないから、すべてを理解できない、的な話だった。今度きいてみよう。

田舎の世間狭すぎ四畳半

  大学時代からよく面倒見てくれるお姉さん、人生のテーマが「努力」「儲け」「勝利」みたいな女なんだけど、「成功者の言葉をよく聞きなさい。そこに金儲けのヒントがある。私は仕事しながら成功者のyoutube流してる」と言っていたので、私もオーディオブックを聴いてみることにした。youtubeを作業用BGMで流していると、動画があるのに動画を見られないという状況にイライラするので、最初からオーディオブックにする。流行ってるらしいし。私の人生に「勝利」はあまり関係がないが……。

 寝る前にオーディオブック聞くんだけど、まじでよく眠れるんだよね。結局聞いてないじゃん。自己啓発系はちょっと聞き流しても問題ないので。小説とかはちょっとでも聞き流すと損した気分になるので、自己啓発がちょうどいい。「人生の勝利者」の言葉を聞いています。あまり覚えていないが、面白いことには面白い。しかしオーディオブックって長いんだよね、一冊12時間くらいある。聴き終わるんだろうか、コレ……とも思う。電車やバスで聴くにはちょうどいいかも。私画面見てると酔うタイプだから。

 

 

 一年ほどお世話になっているネイリストさんから、合コンの数合わせに呼ばれている。なんでも、お客さんの奥様に対して彼氏と別れた話をしたところ「うちの息子どう?」と言われ、断りきれず、食事会をすることになり、二人きりだと気まずいので二対二になったらしい。接客業も大変だな。

 しかもネイリストさん32歳、息子28歳、私25歳という微妙な年齢差である。人生で合コンに参加したことないので、一度くらい行っとくか!と快諾したものの、今超めんどくさい。やっぱ気をつかって場を盛り上げたりするんだろうか。恋愛遍歴とか聞かれたらどうする?私の恋愛遍歴ろくなやつないよ。性愛遍歴を聞かれてもヤバい。日記においおい書くだろうが、どこをとってもクレイジーデンジャラスなやつしかない。そんなこと聞かれないか!ネイリストさんと、客の息子だもんね。お上品な会になることでしょう。私の中で合コンの知識がレディコミしかないので発想がおかしい多分。レディコミの合コンて下品じゃないですか!なんか元カレがカチコミしてきたりワンナイトしたりするんですよね??(漫画の演出だと思いますよ)

 それより心配なのが生理二日目なので腸の挙動が若干おかしい。便秘か?下痢か?腸の躍動を感じ澱んだ空気が溜まっているのを感じるので危険です。

 

 ネイリストさん前の彼氏のこと大好きだったんだけど、彼に結婚願望がないので別れたらしい。ネイリストさんは結婚したいので、最近婚活を始めたようである。息子と合コンさせようとしてくる奥様と、元カレが同じ業種で知り合いらしく、この合コン超乗り気じゃないらしい。この奥様、押しが強くで逃げきれなかったご様子。かわいそうに……。やっぱ嫌だなこんな微妙な人間関係の合コン!はよ帰りてえ!まだ家だが!

 

千差万別の加齢臭

 憧れの女性が結婚されてると「やっぱりね~こんなサイコーな女男が放っておかないよ」という気持ちと、「いや最強最高の男じゃないと認められないんだが!?」という気持ちが両方溢れている。

 憧れの女性が「子供を産む時期について、夫と意見が分かれて喧嘩して泣いた」と言っておられて、詳しいことは外野なので全く分からないけどさ、いや、そんなことで泣かせるなよ夫……と思った。出産時期については女に100%決定権があると思っているので……。こんなに美しく、聡明で、バリバリ働いて夢を実現させてる最高な女性でも、そういうことで夫と喧嘩することあるんだ……て思っちゃった。こんな物語の主人公みたいな女性でも、揉めることあるんだ、って当たり前なんだけどさあ。

 

 

 ずっと面倒みてくれてるおじいさん先生が、「女の人は、一生食べていける専門職を身につけるか、家庭に入って子供を育てていくか、どちらかを選ばないといけないよ」と言う。この話は半年前に私が前職を退職したときからずっと先生としている。先生が私のことを思って言ってくれているのも分かるし、先生が言うのはある意味真理であることも分かる。先生は大学の先生で、評価される論文を何本も書いている。だから、私が文章を書いて生きていきたいというたび、「文章を書いて生きることほど辛いことはないよ」と何度も言う。「それは途轍もない忍耐が必要なんだよ」と。

 先生から見て私は勉強不足だし、我慢強くもないんだろう。それはそう。本当にそうだよ。私は怠け者だし、飽きっぽいし、ガッツはないよ。それでも文章を書くことをやめられない。先生は「あまり欲張ると不幸になるよ」と言う。「才能がないのに文章を書こうとする人は、やがて自分の中に書くべきものが何もないことに気づいて、頭が狂っちゃうんだよ」って。そうなんだろうなあ。そうなんだろうね。でもやめられないよ。多分。不幸になるかな。不幸になる覚悟が私にあるかしら。

 

 人は老いる。毎日お年寄りに接客をしているけど、本当に、本当に人は老いるんだ。目は見えなくなるし、手は震えるし、長時間歩いたり立ったりできなくなるし、新しい技術についていけなくなる。気が短くなって、興奮して怒ったりするし、迫り来る新しい時代に怯えたりする。しかもみんな均等に老いるんじゃなくて、老いるスピードが速い人も遅い人も、急に来る人もゆっくり来る人もいる。人の数だけ老いの数がある。老いた後、周囲の環境もさまざまある。金銭面の状況も全然違う。

 

 親が老いたらどんな風になるんだろう。私が老いたらどんな風になるんだろう。

 

 加齢臭、って言うけど、加齢臭って人によって全然違う。みんな、体の症状も生活習慣も違うから当たり前なんだけど。でも私はこの仕事を始めるまで、みんな同じにおいだと思っていたんだよね。

 

 子供のころ、よく遊んでくれた近所のおばあさんがいる。その人はずっと娘さんと二人で住んでたんだけど、娘さんはお嫁に行き、飼ってた猫は死んじゃった。さみしくて、野良猫を家に自由に出入りさせて、餌をやっている。猫トイレも用意している。避妊手術はしてないから、町内で猫がたくさん増えている。保健所の人もときどき見回りにきているようである。近隣住民から苦情もあったようである。そのお家の前を通ると、獣臭がする。公衆衛生の観点からいうと、良くないことなんだろう。私はそのお婆ちゃんのことが大好きでたまに会いにいくけど、「野良猫に餌をやるの、やめた方がいいよ」とは言えない。嫌われたくないから……。そのお婆ちゃんの底知れないさみしさみたいなものを感じている。

 

 老いってむずかしい。

私の伝説、橋本奈々未さま

 上司が寝ても寝ても眠いって言っていて安心した。やっぱこの仕事ちょうつらいよね!??

イベント運営みたいな感じなんだけど、全然幸せなイベントじゃない。同僚の年上のお姉さんに眠いです……」って言ったら、「女性は8時間20分くらい寝た方がいいんだよ」って言われた。今日の夜から頑張って早く寝たい。毎朝7時に起きてるんだけど、10時40分に寝るってこと!?半年前まで毎晩夜中の3時に寝ていたので、想像もつかない世界。このお姉さん体力あるんだけど、太極拳を習っていたらしい。かっこいいぜ。私も習いたい。体幹のある、身のこなしがスタイリッシュな人になりたい。とにかく筋力と体力が欲しい。

 

 仕事中怒られすぎて変な汗かいて喉カラッカラで、ペットボトル一本一気飲みした。怖すぎ……。私が悪いことと、仕組みが悪いことと、半々くらい。上司も同僚もいい人なんだけど、どうにもならんことが多すぎる。

 

 昨日の夜、虚無の顔で通販してしまった。疲れるとストレス発散の爆買いが増えるとは聞いてたけど、本当なんやね。いやもうスマホをタップしてカートに入れる指は勝手に動くし感情は無なのよ。何を思ってカートに入れてるんだろう?疲れ切った心がわずかに微細振動して、その感触でまだ生きてることを実感しているの?

 とりあえず、最近ツイッターでバズってたsweets sweetsの眉毛ワックス(アッシュグレージュ)と、ツイッターでバズってた産毛を剃る顔用剃刀と、ツイッターでバズってたフロスを買った。このフロス、YouTubeさっしーが紹介していて、スゲエ歯垢とれるよって言いてたらしいんですけど、その元のYouTubeを見ずに、視聴者が切り取ってTwitterに載せたやつだけ見て買ったんですよ。普段の私なら、絶対さっしー本人のYouTube見てから決めますよ。元ネタを確認するのも億劫なんですよ。

 

 そういや、私人生で小鼻の周りに最もニキビができてるんですよ。常に鼻の周りが赤くて、コンプレックスだったんですけど、さっしーが「毛細血管大暴れしてるから、治療したくていろいろ試してる」って昔言ってて、さっしーでも毛細血管大暴れしてるなら、私ごときが毛細血管爆暴れしてるのはもうしょうがねえな……と思って、どうでもよくなりました。さっしーありがとう。

 

 職場の年下の同僚が、ずっと誰かに似てると思っていて、ようやく思い出したんですよ。人生で初めて推したアイドル、乃木坂46の元メンバー、橋本奈々未さまに似てるんです。ショートカットの、三白眼めな美女が好きなんです。一見クールなんだけど、話すと優しくてしっかりしてる。

 

 奈々未さまを知ったのは高校生のときで、当時アイドルの推し方も知らず、田舎住みで、金もなく、ライブも握手会も行ったことありませんでした。YouTubeで検索して、乃木坂46のPVをたまいに見たりするくらい。Wikipediaで検索して彼女の生い立ちを読んでいた。ロケ弁が欲しくてオーディションに受けたという、芸能界に執着しないその飄々とした立ち姿も大好きだった。

 弟の大学費用を稼がなくてもよくなり、裏方がやりたいから、と奈々未さまはあっさり芸能界を引退する。その潔い引き際に痺れた。彼女を見られなくなるのは悲しいけど、そんな彼女だからこそ好きになったのだと思った。

 そのとき私は鈍臭い大学生だったので、卒コンには行ってません。というか、私がアイドルのライブに行ける世界線に住んでると思ってなかったんだよ。なんか超フッ軽で、超ガッツがあって、超お金ある人しかチケット当たらんし現地に行けないと思ってたんです。なんやろ、親がライブに行く人ではなかったので、文化圏が違ったんよね。田舎住みやしね。今はもう全然どこにでも行くんやけどさ。

 

 奈々未さまの最後の写真集『2017』とCanCamのロングインタビューは今でもたびたび読み返します。美しい。もうずっと美しい。でも奈々未さまって24歳の誕生日を機に卒業されたんよね。私も24歳で前の会社を退職したのだけど、24歳で奈々未さまがアイドルを辞めたのは分かる気がする。今やっていることがやりたいことじゃないってはっきり分かってるとき、24歳だと焦るよね。25歳をすぎると動きづらくなってくるような気がする。25歳になったとき、初めて歳とったな……て思った。これからもっと、そう思うことが増えていくんだろうか。だから、奈々未さまは英断だったと思うよ。人気絶頂だったのに。やっぱすごいな。好きだ。

 

 「やりたいことがあるなら、26歳までに動きなさい」って言葉も聞いたことある。私はこれから何をして、どこに行けばいいんだろうな。

 

 奈々未さま、あれから自分の人生をエンジョイしておられるだろうな。今、30歳だよね。これからも幸せでいらしてください。